こんばんは、Tokuです。 ムトゥ踊るマハラジャという映画を見たことがありますか?
日本でインド映画ブームを巻き起こした伝説の映画「ムトゥ踊るマハラジャ」が、4K&5.1chステレオで帰ってきた!
歌って、踊って、恋をしてという文句ですが、
笑って、笑って、突っ込んで!にしても良いくらい面白いです。
「ムトゥ 踊るマハラジャ」をかいつまんで紹介
ムトゥ 踊るマハラジャは、1995年公開のインド映画です。
日本では1998年に公開され、大ヒットし空前のインド映画ブームを巻き起こした映画です。
ウルトラ・ハッピー 大娯楽映画(マサラ・ムービー)です☆
ムトゥ 踊るマハラジャの見どころ
”スーパースター”ラジニカーントのコミカルな演技
インドの”スーパースター”ムトゥ役のラジニカーントさんですが、ものすごくイケメンというわけでもないです。
ですが、映画の中ではとにかく存在感を放っています。
ムトゥ、ムトゥ父親・聖者と1人3役をこなす多才なところもあります。
アクションやコミカルなど何でもござれな感じですが、
演じるキャラクタームトゥは、平凡で善良でお調子者なキャラクターなのでコミカルな演技が多いです。
踊りや歌も素晴らしく、序盤の歌はもう圧倒的です。
男らしくしっかりとしているけれど、透き通った歌声な印象があります。
あとは表情豊かな演技が魅力だと思います。
歌っているときの表情や、蛇を見たときの表情など、色んな表情を見ることができるのもこの映画の魅力の1つではないでしょうか?
ミーナの美しさ
ランガ役のミーナさんはエキゾチックな美しさがあります。
美しすぎる中にも可愛さがあり、映画に華をもたせています。
歌声も可愛らしく、踊りも右から左に動きまくります。
ティラナティラナのときの衣装がとにかく綺麗で可愛いですね。
踊りも良いのですが、衣装のエロさと可愛さに目が行きます。
ラージャの従妹パドミニもカワ(・∀・)イイ!!
個性的なキャラクター達
インド映画は個性的なキャラクターがたくさんいるのも魅力の1つですね。
使用人テーナパンやラティ、劇団の王様、旦那様のラージャなど脇役にもかなり個性的なキャラクターが揃っています。
テーナとラティの恋物語も織り込まれていますが、笑いを誘う場面になっており、かなり笑えます。
OPに各キャラクターの絵が味があってすごい好きです。
特に劇団の王様(名前忘れた)。
歌と踊り
私にインド映画は歌と踊りの映画だという印象を植え付けた元凶です。インド人っていつもこうやって歌って踊って過ごしてるのかな?と思っていました。
それくらいもう、すぐに歌って踊りだします。
周りのみんなも踊っているものだからもうなんか楽しい。
歌も頭の中に残りやすく、延々リピートされる印象的な曲が多いです。
特にOP曲は頭の中に残りやすいと思います。
ラジカーントの表情と共に。
映画の3分の1、いや半分は歌って踊ってるんじゃないかなぁ?
演出過剰
笑っちゃうくらい演出がド派手というか、同じ流れを何度も何度も繰り返し表現します。
天丼ですか?
いや、カレーです。
予測不能な展開
ムトゥとランガの恋物語ではあるのですが、映画の展開は全く予測できません。
予測不能な展開ではありますが、かといってわかりにくい展開というわけでもなく、非常にシンプルな映画です。
馬車チェイスもあるよ!
昨今の洋画ではカーチェイスが標準装備らしいですが、ムトゥ踊るマハラジャには馬車チェイスが標準装備されています。
ハラハラ・ドキドキ、ときどきワハハな馬車チェイス、一見の価値ありです。
ムトゥ 踊るマハラジャ 感想
まず、長い。166分もあります。
トイレは先に行っておいてくださいね。
内容ですが、全然覚えてませんでしたねぇ。
最初始まったときの曲を聞いて、あぁこれだこれだとなっていましたが、中身を全然覚えていなかった。汗
ただ、20年ぶりに見てもかなり面白かったですが、
以前とかなり印象が変わった映画だと思います。
歌と踊りのみ印象に残っていましたが、
ストーリーもわかりやすく、ギャグも軽快、アクションはド派手にいろんな物を詰め込んでいる映画でした。
ストーリーもムトゥの出自が明かされる場面は、ラジニカーントさんの演技の最骨頂というべきか、ものすごく哀愁を漂わせる演技で心にぐっときました。
ギャグもわかりやすくて面白いです。
特に待ち合わせのシーンは手紙の部分からもう面白い。笑えます。
セリフも心に来る良いセリフが多いですね。
聖者に救われ、お金を沢山稼いだ人間が聖者に対して言います。
”お金を沢山稼いだが満たされない。”
”お金は貧しいものに分け与えなさい。
お金があると心が重くなり、徳を積むと心が軽くなる”
映画の中で一番心に残ったセリフでした。
最後に
20年ぶりにリマスターされ帰ってきたムトゥ踊るマハラジャ。
今でも楽しく、笑える映画です。
家族で見ても楽しめる映画です。
年末年始、映画館に見に行ったら楽しい時間を過ごせると思います。
ではまた次回~。
4k&5.1chリマスター版のBlu-rayが発売されます。
映画館で見逃した方はBDで楽しみましょう。
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