AnkerのSoundcore Life P2はうるさい現場でも使えるのか

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ガジェット系

☆通話的な意味で☆

新型コロナウィルスの影響で在宅勤務オンリーになった方、特に影響もなく通勤電車で揺られている方、こんにちは。
後者です。

新型コロナウィルスの影響でソーシャルなディスタンスを取らざるを得ない昨今、外部の人と話す時は対面方式ではなく、Microsoft TeamsやZoom、Google Meetなどを使用される方が多くなったかと思います。

かくいう私もTeamsを使用する場面が増えました。
2020年4月の緊急事態宣言時はWebカメラやUSBタイプのマイクやイヤホンマイクは品薄になりましたね。

現場とかで通話するとき、周りの声や音がマイクに乗ると、相手側に迷惑ですよね?
周りの騒音がマイクに乗らないようにするための技術がノイズリダクション、ノイズキャンセリング(CVC)になります。

音楽を快適に聞くために、周りの騒音の周波数を分析し、打ち消すノイズキャンセリングとはまた異なるので注意してください。

今回、うるさい場所で安心して通話できるものはないか探していたところ、ノイスキャンセリング、ノイズリダクション効果を持つと謳っている製品、Anker Soundcore Life P2を見つけたので、どれくらいの効果があるのか、試してみました。

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Anker Soundcore Life P2について

Ankerが製造販売するイヤホンのSoundcoreシリーズの一つ、Life P2

イヤホンの箱って、サイズのわりに結構大仰な箱に入っていたりするものですが、Life P2はかなりシンプルな箱です。

裏面にはLife P2の特徴が記載されています。
クリアな音声通話ができたり、ケース込みで40時間持ったり、防水性能はIP X7だったり。
値段の割には高機能な印象です。

中身はこんな感じでした。
ケースと替えのイヤーピース、充電用のケーブル。
Type A-Type Cのケーブルです。

バッテリー入りのケースです。
手のひらに収まるサイズ感。

バッグに入れてもかさばりにくそうです。

ケースの中はこのようになっています。

イヤホンを取り出すと自動で起動し、ケースにしまうと自動で電源が切れます。
そしてケースに入れる自動的に充電が始まります。
ケースも右と左が明確になっており、左右逆に入れることが出来ない仕様なので、入れ間違いが起こることは有りません。

左右のイヤホンにL、Rと記載されているので、どっちにつけるのかすぐわかります。

良いところ

  • ケースから外す、ケースに入れるだけで電源のOn/Offが自動で行われる

これにはすごくびっくりしました。
線があるタイプのワイヤレスイヤホンはコントローラがついており、電源のOn/Offはコントローラ部で行います。

完全ワイヤレスイヤホンは大体こうだと思いますが、これすごく便利です。

  • Bluetoothの接続が簡単、早い

ケースから取り外したときに接続先がない場合、Bluetoothペアリングモードになります。
ペアリングモードのとき、イヤホンからは音楽っぽいのが流れます。
スマホのBluetooth設定画面で、Life P2を選択するだけでペアリング完了です。

ペアリングが出来たとき、ピッと音がなります。

接続中は上の画像のようにランプが点灯します。

  • 耳に異物が入ってる感じをあまり受けない

カナル型のイヤホンは、イヤーチップ部が耳の奥にまで入り込みます。
ものによっては耳の中が押される感覚があったり、異物感があったりします。

Life P2は装着時、耳の穴に優しくフィットし安定感があるように感じました。
また、耳の中が押される感覚は薄く、長く装着していても耳が疲れにくそうです。

動いても落ちにくく、運動時でも使いやすそうだと感じました。

  • うどんっぽくない

Air○odsつけてると、よく耳からうどんが垂れてるって言われますよね?
Soundcore Life P2はうどんっぽくないです。黒いし。

耳にガンツつけてますよね?とも言われないと思います。
球体じゃないし。

気になるところ

  • 音質

会議や通話での使用を前提としていましたが、音楽も聞いてみたのでその所見として、

高音が強い、低音が強い、ということはなく、音に奥行きがないように感じました。
別の言い方をすれば立体感がないという感じでしょうか。

まぁ通話専用と割り切って、音楽は聞かなくてもいいかなって思います。

  • 充電が完了してるのかいまいちわかりにくい

ケースはUSB Type C接続なので、USB Type Cで充電を行います。
充電時は接続部の反対側が光ります。

光が消えたら充電完了になるのですが、イマイチそれがわかりにくい。

  • イヤーチップがちゃっちい

カナル型のイヤホンになるので、イヤーチップがイヤホンについています。
そのイヤーチップが結構ちゃっちいです。

薄いイヤーチップなので、耳から取り外すと、だいたいこんな感じになります。
ドライヤーかよ。

指の大きさの問題かもしれないけど、ケースから若干取り出しにくい
印象ぽろっと落としそう

Noise Reduction機能について

SoundCore Life P2はcVc8.0ノイズキャンセリングを搭載しています。
イヤホンに4本のマイクが搭載されており、周囲のノイズを除去し、通話時の音声をよりクリアに、大きく伝えることができます。

結論から言うと

とてもうるさい騒音には効果がありませんでした。

使用感から機能を推測する形になります。

実際にうるさい場所(80~85db程度)で使用してみると、自分が話す声は相手に聞こえづらくなり、周りの騒音がキーンと大きく聞こえてしまう状態になりました。

このことから、イヤホンに内蔵しているマイクが自分の声や周囲の騒音から一番大きい音を判定し、それ以下の音を減衰させる効果ではないかと考えられます。

会議や通常の通話を考えると納得できる機能かなと思います。

通常の場では、一番大きい音は自分の声になります。
周りの音は距離に応じて小さくなりますので、一番大きい音より小さい音を減衰すれば、自分の声はクリアになり、相手に伝わりやすくなります。

最後に

マイクが自分の声の位置を判定して、それ以外の音を減衰、カットするようなマイクがあればなーーーー!!!!!

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