5年近く経過しての劇場公開となった劇場版「SHIROBAKO」、見てきました。
少し前、というかもう5年も前の作品なの!?というの正直なところ。
月日が経つのは早い。
そんな5年前の作品が今頃劇場版公開って大丈夫か?と思い、見に行きましたが
面白かった。
タイムリーな作品じゃないから売れるか?っていう方が適切かなぁ。
今回もちょいネタバレありな感想です。
SHIROBAKOを簡単に紹介

アニメーション業界の日常や実態・実情を描いたTVアニメーション作品「SHIROBAKO」が劇場版になって帰ったきた。
TVアニメシリーズから4年後が舞台になった完全新作ストーリー。
2020年2月29日から公開されています。
見所
5人の行方

5人でアニメを作るという夢を持ち、同じ業界ではあるけどそれぞれの道を進む5人。
4年という歳月が経過していたなかで、5人には課題、壁が出てきます。
それを一つのアニメーション作品を作り上げる中で解決し成長していく。
劇場版でも続く5人の成長物語。
遠藤さんと下柳さん

TVアニメシリーズでもこのコンビの話、ありましたよね。
イデポン回。
この二人のシーンとても良いと思ったので、見所にあげました。
今作でもこのコンビがしっかりとストーリーに絡んできます。
お互いに欠かせない存在であると認識しあえるのって、良いですよね。
友情。
中盤からのSHIROBAKO節
アニメーション製作シーンがSHIROBAKOの真骨頂だと言っても過言ではありません。
今作で製作するものはTVアニメーションではないので、アニメ版とはまた違った展開になっているのも、見物ですね。
感想
ずかちゃん報われて良かったああああああああああ
TVアニメシリーズから4年、ついにずかちゃんが報われる時が来ました。
TVアニメのこのシーンは、とにかく心をメリケンサックでずかずか殴られてる気分でした。
辛い。北極ラーメン食べるより辛い。

ほかの4人が頑張ってるのに、この子だけなんで・・・ってなりますよね。
声優だからね。
ほかの4人より競争激しいから頑張っても報われない部分、あるよね。
そんなずかちゃんが劇場版でやっと報われたのが、見ている側としては感慨深いですね。
日の目を見ることもなく消えてく子も多い声優業界、この先どうなるかはわからないけど、きちんと声優として自分の意見を言って活動できたずかちゃん、おじさん誇らしいよ。
最初はめちゃくちゃ退屈だった。
陰鬱な雰囲気からアニメの説明や現状の説明ばかり、物語のメインに入るまでは面白くなかった。
まぁ4年後が舞台のアニメなので、その間のことを語る必要もあろう。
また、劇場版が初めてというかたもいらっしゃるだろうし、説明もいるでしょう。
エンゼル体操途中で挿入されてなかった?
しかし、中盤からはかなり変わりました。
SHIROBAKO本来の面白さが出てくる出てくる。
やっぱりSHIROBAKOはアニメ作ってなんぼやねって、改めて思います。
4年も経過すると、能力も変われば立場も変わる。
でもアニメに対する思いはみんな変わらない。
とにかく監督軟禁して、スタッフに鞭打ってアニメ作り上げるために万策駆使するのが、まぁSHIROBAKOなんですが、TVアニメとは異なる部分がありました。
それがみゃーもり
クオリティに対してみゃーもりが言及したところが、みゃーもりの成長を感じた部分とTVアニメとの大きな違いですね。
TVアニメではとにかく上げるので精一杯だったみゃーもりが、出来上がった作品に対してこれでいいのか?とみんなに問いかける。
下手すれば納期に間に合わないが、納得のいく作品を作り上げるまで妥協しない心をもったみゃーもり、強い。
アニメに対して紳士に向き合い、納期に対して何がなんでも完成させようと奮闘するスタッフたち。
またクオリティに対しても、お客だけではなく自分達が納得するクオリティになるまで、延期することなくブラッシュアップしようとするところに、プロ精神を見ました。
今作SHIROBAKOは5人の成長もあるけど、とにかく良いものを作って届けたいという思いを感じる作品になっていて良かったですね。
TVアニメでも出ていたキャラクターも中盤以降にどんどん出てきます。
そこらへんからほんと盛り上がってくるので楽しい。
個人的には高梨、瀬川、遠藤、下柳、小笠原、木下監督あたりがすこ。
あとエンディング曲の「星をあつめて」は良かったですね。
物語の終わりを飾るにふさわしい曲だと思いました。
映画が終わったというノスタルジーな気持ちにさせるのではなく、晴れ晴れとした気分で帰らせてくれる。
そんな曲。
てか、これって完結編なのかな?
また続編あったりするのかな?
話的にはすごく完結編って感じがしてるけど。
最後に
劇場版SHIROBAKOは序盤にSHIROBAKOとはどういった作品か、TVアニメーションのときから現在まで
しかし、アニメーション製作スタッフとして多くのキャラクターが登場するのに対して、その説明は多くなく、アニメを見ていないと誰が誰やらわからない、わかりにくいです。
見る際は、アニメ版を見てから見にいくことをオススメします。
ではまた次回〜。
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