オタクがやられてしまう映画【映画】魔女見習いをさがして【見所と感想】

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2020年

気持ち悪さが微塵も感じられないオタク聖地巡礼物語

楽しそうにはしゃぐキャラクター達をみて、心を刺されるオタクが多いことでしょう。
何度も刺されるので出血多量で死ぬ人が続出していると勝手に思っています。

オタクの気持ち悪さはかなりカットされているので、不快感なく見ることができます。
気持ち悪さがない故に、刺されるというところもあるのですが・・・。

そんなおジャ魔女どれみの新作映画、魔女見習いをさがしてを見に行ったので見所と感想を書いていきたいと思います。

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魔女見習いをさがしてを簡単に紹介

1999〜2003年で放送された「おジャ魔女どれみ」シリーズの完全新作映画です。
TVシリーズのオリジナルスタッフが再集結しています。

2020年11月13日から公開。

見所

レイカちゃんがかわいい

今作は3人のメインキャラクターが登場しますが、その中の一人川谷レイカちゃん。

とても麻呂かわいい。

おジャ魔女どれみ時代、各キャラクターの感情表現はとてもわかりやすく表現されていましたが、今作でもわかりやすい感情表現がなされています。
おジャ魔女どれみのネタを織り交ぜたりもします。

メインキャラクター全員感情表現が豊かなのですが、特にレイカちゃんは群を抜いてキュート。
広島弁が可愛さをブーストさせていると思いますね。

ダメンズを引き寄せるレイカちゃんかわいい。

おジャ魔女的演出

当時のおジャ魔女にかかわっていたスタッフが再集合、製作されているので、めちゃくちゃおジャ魔女してます。

音楽は当時のおジャ魔女どれみの曲が映画用にアレンジして使用されており、聴いたことある曲ばかりでおジャ魔女ファンはニヤリとできるでしょう。

おジャ魔女達の登場はそこまで多くはないです。
どちらかというとおジャ魔女を使ったオタトーク的な部分で出てくることが多いです。

ズシリと感じるキャラクター背景


今作はファンタジーなアニメの世界ではなく、リアルな世界寄りな映画です。
おジャ魔女どれみの世界での話ではないので注意が必要です。

人間関係に苦しむ社会人。
ヘビーな家庭環境に育つ子。
親の敷いたレールの上を走る子。

わりとよく聞くような、重いシチュエーションを持った3人が出会い、彼女達自身が抱える問題を解決していきます。
そのなかで3人の友情が育まれ、夢に向かって進んでいく姿が描かれます。

重い。

感想

オタクは3度刺される。映画に。

まず20年ぶりのおジャ魔女音楽とキャラクター達に刺される。
どれみ達の声を聞いて、懐かしさが爆発するし、メインキャラクター達もかわいいです。
映画用にアレンジされたおジャ魔女ミュージックにニヤニヤしてしまいますよ。

次に3人のメインキャラクターたちの楽しい聖地巡礼に刺される。
オタクはボッチが多いから、リア充オタクなんてオタク界に1%いるかどうかです。
SNSでオフ会とかしてるリア充オタクなんて、直結厨でオタクじゃないから。

オタクの聖地巡礼ってこんななのか~って誤解する一般層がいないか心配です。
そも、一般人はおジャ魔女映画を見ないだろう。

最後に夢をかなえる3人に刺される。
夢を持ち、社会に出て夢をあきらめた大人が大半だと思うので、ここで絶命する人が多いと思いますね。

結論、オタクは死ぬ。
普通のオタクならな。

ワイみたいに高度に訓練されたボッチオタクなら、致命傷で済んでるわけですよ。
違う世界の話って、分かってるからね。

だって、オタクの聖地巡礼の気持ち悪さをこの映画は語っていない。
99%ほど気持ち悪さがカットされていると思います。

大友さん(おんぷ推しの男性キャラ)が1%の気持ち悪さを担ってる。
もっとオタクはここでこのキャラが~とか、ここはこのシーンが~とか言ってるから。
言っていて気持ち悪いし、みてる方も気持ち悪いのがオタクだから。

この映画はそういったシーンをカットしすぎなんですよ。
修学旅行のシーンとか、おじいちゃんのところとか、もっと掘り下げてほしかった。

1時間30分という今では短いと思われる時間の中で、3人が出会い、各キャラは丁寧に掘り下げられ、おジャ魔女テイストを適度に織り交ぜながら完結するというのは非常に良かったと思います。
こんだけやって1時間半?と思うほど、時間が長く感じられました。

正直、終盤のシーンがなければ、おジャ魔女じゃなくてもよくね?って思いました。

各キャラクターの背景になかなかヘビーなところがあって、こんなのアニメ映画で、おジャ魔女映画でやらんでも良くないか?と思いますね・・・。

ミレさんの社会人描写って、いつの時代の描写なんだろう。
パワハラ、恐喝、陰口、左遷。陰口や左遷はあるかもしれないけど、

今時あんな会社ある???しかも大企業でよ???

昨今の風潮でいえば、コンプライアンス重視でパワハラセクハラモラハラすると大変なことになるので、ほとんどの人はそんなことしません。
コンプライアンス違反を起こさないよう教育もされます。

大企業は匿名で通報できるような窓口もあると思うから、こんなことやってたらすぐに終わると思うんだけどなぁ。
もうちょっと描写を現代的にしてほしかったです。

全体的に面白いんですが、特に面白くなってくるのは仲直りするシーンあたりからだと思います。
おジャ魔女的なハイペースな掛け合いが中盤から出てくるような気がします。

終盤、どれみとぽっぷが出てくるけど、父親もどれみぽっぷの父親では・・・?

最後に

私は当時あいちゃん推しだったと思います。

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