先日ドン・キホーテにシャンプーを購入しに行った際、いつも使っているバイタリズムのシャンプーが変わっていて驚きました。
知っていました?
令和になってからバイタリズムはリニューアルされたみたいです。
詳細は下記サイトのプレスリリースに掲載されています。
令和元年「バイタリズム」リニューアル新発売
~35歳からの新常識は 頭皮のプロがお勧めするスカルプヘアケアで~
6月から全国で一斉発売されたので、令和になってからすぐ変わっていたのですね。
この記事では、バイタリズム スカルプケアシャンプーの旧版とリニューアル版を比較していこうと思います。
見た目、成分、使い心地で比較するので、購入の参考にどうぞ。
バイタリズム(VITALISM)のスカルケアシャンプーって何?
バイタリズム スカルプケアシャンプーとは、ヘアケアとスカルプケアを同時に行えるように開発されたシャンプーです。
2018年メンズクラブコスメ大賞 スカルプケアシャンプー部門 4年連続1位を取得しています。
全国のドン・キホーテや、ECサイト(楽天・Amazon・Yahoo)などで購入することができます。
スカルプケアシャンプーとオーガニックスカルプシャンプー
実際見た目はどれくらい変わったのかというと、下の画像を見れば一目りょう然です。
旧版が左、リニューアル版が右になります。
ケアがなくなってるけど、ケアしてくれるんだよね???
旧版はシャンプーのケースが表面に描かれていますが、リニューアル版には描かれていません。
またリニューアル版にはORGANICという文字が記載されており、私はここで「いつもとちょっと違うなぁ」と、違いに気がつきました。
中身の本体はこのようになっています。
こちらも旧版が左、リニューアル版が右になります。
旧版は光沢がなくシックな外観に対して、リニューアル版は鏡のようにツヤツヤと反射しています。
また、リニューアル版は旧版からさらに簡素なデザインになっていますね。
旧版に記載されている内容がリニューアル版では削除されました。
リニューアル版はよりシンプルになっている印象です。
成分比較
旧版とリニューアル版の成分比較になります。
成分見て全部打ち出しました。
成分比較表は下表の通りです。
対比しやすいように、成分が含まれていない場合、「含まれていません」と記載しています。
また、成分分析は下記サイトで行いました。
化粧成分をまとめて検索|美肌マニア
旧版 | スカルプケアシャンプー | リニューアル版 | オーガニックスカルプシャンプー |
成分名 | 成分分析 | 成分名 | 成分分析 |
水 | 溶剤 | 水 | 溶剤 |
ココイルグルタミン酸2Na | 合成界面活性剤、洗浄剤 | ココイルグルタミン酸2Na | 合成界面活性剤、洗浄剤 |
コカミドプロピルベタイン | 合成界面活性剤、洗浄剤 | コカミドプロピルベタイン | 合成界面活性剤、洗浄剤 |
コカミドDEA | 合成界面活性剤、洗浄剤 | コカミドDEA | 合成界面活性剤、洗浄剤 |
デシルグルコシド | 合成界面活性剤、洗浄剤 | デシルグルコシド | 合成界面活性剤、洗浄剤 |
グリセリン | 保湿剤、変性剤、グリセリン | グリセリン | 保湿剤、変性剤、グリセリン |
スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na | 合成界面活性剤、乳化剤 | スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na | 合成界面活性剤、乳化剤 |
アルガニアスピノサ芽細胞エキス | 肌整作用 | 含まれていません | – |
含まれていません | – | ココイル加水分解コラーゲンK | 合成界面活性剤、洗浄剤 |
ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド | ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドは登録されていません | ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド | ピロリジニルジアミノピリミジンオキシドは登録されていません |
ピロクトンオラミン | 殺菌性 | 含まれていません | – |
サッカロミセス溶解質エキス | 保湿剤 | サッカロミセス溶解質エキス | 保湿剤 |
キハダ樹皮エキス | 保湿性、消炎性 | キハダ樹皮エキス | 保湿性、消炎性 |
アルゲエキス | 保湿剤、口腔ケア剤 | 含まれていません | – |
水溶性コラーゲン | 界面活性剤、乳化剤 | 水溶性コラーゲン | 界面活性剤、乳化剤 |
加水分解コラーゲン | 保湿剤、界面活性剤 | 加水分解コラーゲン | 保湿剤、界面活性剤 |
アロエベラ葉エキス | 保湿剤、口腔ケア剤 | アロエベラ葉エキス | 保湿剤、口腔ケア剤 |
モモ葉エキス | 保湿性、抗炎性 | 含まれていません | – |
トウキ根エキス | 保湿性、抗炎性、美白性 | 含まれていません | – |
センキュウエキス | 保湿性、抗炎性 | 含まれていません | – |
ショウガ根エキス | 香味料、抗菌性、皮膚刺激 | 含まれていません | – |
クララエキス | 保湿性 | 含まれていません | – |
オタネニンジンエキス | 保湿性、血行促進性 | 含まれていません | – |
カンゾウ根エキス | 酸化防止剤、抗炎性 | カンゾウ根エキス | 酸化防止剤、抗炎性 |
アラニン | アミノ酸類、保湿剤 | 含まれていません | – |
リシン | 保湿剤 | 含まれていません | – |
アルギニン | アミノ酸類、アルカリ剤 | 含まれていません | – |
トレオニン | 保湿剤 | 含まれていません | – |
プロリン | 保湿剤 | 含まれていません | – |
セリン | 保湿剤 | 含まれていません | – |
グリシン | 緩衝剤、キレート作用 | 含まれていません | – |
グルタミン酸 | アミノ酸類、保湿剤、香料 | 含まれていません | – |
含まれていません | – | 加水分解シルク | 保湿剤、界面活性剤 |
含まれていません | – | マヨラナ葉エキス | 香料、香辛料、保湿性 |
含まれていません | – | ラベンダー花エキス | 芳香性エキス、抗菌性 |
含まれていません | – | ローズマリー葉エキス | 芳香性エキス、酸化防止剤 |
含まれていません | – | セージ葉エキス | 口腔ケア剤、殺菌防腐性 |
含まれていません | – | アスコルビルグルコシド | 酸化防止剤 |
BG | 保湿剤、溶剤、粘度低下剤 | BG | 保湿剤、溶剤、粘度低下剤 |
含まれていません | – | ポリクオタニウム-50 | ポリクオタニウム-50は登録されていません |
ポリクオタニウム-10 | 陽イオン界面活性剤 | ポリクオタニウム-10 | 陽イオン界面活性剤 |
ジステアリン酸PEG-150 | 合成界面活性剤、洗浄剤 | ジステアリン酸PEG-150 | 合成界面活性剤、洗浄剤 |
ラウリミノジプロピオン酸Na | 合成界面活性剤、洗浄剤 | ラウリミノジプロピオン酸Na | 合成界面活性剤、洗浄剤 |
ラウレス-6カルボン酸 | 合成界面活性剤、洗浄剤 | ラウレス-6カルボン酸 | 合成界面活性剤、洗浄剤 |
トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース | 増粘剤 | トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース | 増粘剤 |
ジステアリン酸グリコール | 油剤、閉塞剤、パール化剤 | ジステアリン酸グリコール | 油剤、閉塞剤、パール化剤 |
グリコール | 溶剤、粘度低下剤、保湿剤 | グリコール | 溶剤、粘度低下剤、保湿剤 |
ラウレス-5 | 合成界面活性剤、乳化剤 | ラウレス-5 | 合成界面活性剤、乳化剤 |
レシチン | 界面活性剤、乳化剤 | 含まれていません | – |
イソマルト | 抗ケーキング剤、充填剤 | 含まれていません | – |
ベタイン | アミノ酸誘導体、保湿剤 | 含まれていません | – |
PCA-Na | 保湿剤 | 含まれていません | – |
ソルビトール | 香味料、保湿剤、柔軟剤 | 含まれていません | – |
クエン酸 | キレート剤、pH調整剤 | クエン酸 | キレート剤、pH調整剤 |
ペンテト酸5Na | キレート剤、酸化防止剤 | ペンテト酸5Na | キレート剤、酸化防止剤 |
エタノール | 溶剤、可溶化剤、収れん剤、アルコール | エタノール | 溶剤、可溶化剤、収れん剤、アルコール |
フェノキシエタノール | 防腐剤、溶剤、高沸点溶剤 | フェノキシエタノール | 防腐剤、溶剤、高沸点溶剤 |
メチルパラベン | 防腐剤、パラベン | メチルパラベン | 防腐剤、パラベン |
含まれていません | – | プロピルパラベン | 防腐剤、パラベン |
ハッカ油 | 香料、香味料 | ハッカ油 | 香料、香味料 |
メントール | 香味料、香料 | メントール | 香味料、香料 |
香料 | 単一香料又は調合香料 | 香料 | 単一香料又は調合香料 |
リニューアル版の変更点として気になるのは、合成界面活性剤のココイル加水分解コラーゲンKと陽イオン界面活性剤のポリクオタニウム-50が追加されていることですね。
ココイル加水分解コラーゲンKは、洗浄・保湿・皮膚のコンディションを整える効果があります。
ポリクオタニウム-50は両性アクリルポリマーと呼ばれる、帯電防止剤、皮膜形成剤、ヘアスタイリング剤の効果を持つ成分です。
合成界面活性剤は皮膚に残り、ダメージを与えるなど危険性があると言われています。
そういう記事もあれば、成分を検索すると安全と謳う記事もあります。
正直よくわかりませんよね。
合成界面活性剤が気になる人はこのシャンプー使うなってこった
私が使っている理由?
発毛成分だよ!
最近抜け毛が多いのが気になってるのです・・・。
もしかして、この合成界面活性剤のせいかな?
育毛促して合成界面活性剤でダメージ与えるってダブスタ感半端ないな。
でもこのシャンプーのせいと一概に言えないし、使い心地良いのでしばらく使い続けます。
ちょっと話が脱線したので、元に戻しましょう。
使い心地の比較
VITALISMのスカルプケアシャンプーの使い心地の比較です。
旧版の使い心地
旧版はキャップに深めの窪みがあり、PRESSと押しやすくなっています。
また、ケース自体は少し硬めで弾力性があります。
旧版は泡立ちは普通、水切れは良い印象です。
使用したあとのさっぱり感、スースー感が個人的に好みで、ヘアードライヤーを使うのが楽しくなります。
ハッカ油が含まれているので、スースー感があるのでしょう。
個人的に残念な部分としては、液の残りが少なくなってくるとなぜか泡立ちが悪くなってくることです。
なんでだろう?
リニューアル版の使い心地
リニューアル版のキャップは、旧版と異なり窪みが少し浅くなりました。
そしてPRESSの文字がなくなっています。
ケース自体がやわらくなっており、押しやすくなりました。
柔らかくなったので、液体を出しすぎるかもしれないですね。
注意が必要です。
リニューアル版は泡立ちは旧版と変わりなく、水切れも変わらない印象です。
使用した後のさっぱり感、スースー感は旧版の方がよかった気がします。
リニューアル版はスースーが長続きせず、髪を洗った直後しかスースーしませんでした。
シャンプーの匂いは、ハーブを基調としたシトラスの香りですが、柑橘系のような爽やかさを感じます。
爽やかで良いですね。
最後に
リニューアル版は旧版と比較すると、外観・成分・匂いがマイナーチェンジした印象を受けました。
旧版からリニューアル版に変更されたときに含まれなくなった成分が、どう影響するのかはわかりませんが、現状使用感はあまり変わらないので、変わらず使用し続けようと思います。
追加された成分がどれだけの効果があるのかわかりにくいですが、効果が発揮されれば嬉しいですね。
ではまた次回~。
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