しっかりとしたストーリーの上にど迫力アクションで見応えのある【映画】ロボット2.0【見所と感想】

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2019年

インド映画に興味はありませんか?
お金をかけてどんどん進化しているインド映画、踊りだけじゃないんです。

アクションや映像にもこだわりだして、「ロボット2.0」はストーリーもしっかりしてる。

前作「ロボット」は話は知っていますが未視聴でしたけれど、めちゃくちゃおもしろかったです。

今回は「ロボット2.0」の見所と感想を書いてみました。

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ロボット2.0を簡単に紹介

2018年に公開されたインド映画のSFアクションコメディ映画です。
大ヒットを記録したインド映画「ロボット」の2作目になります。

今作もラジニカーントが一人二役を演じています。
インドでは2018年度の興行収入はNo.1だそうです。

原題は「2.0」。

日本では2019年10月25日より全国公開されています。

見所

これでもかと詰め込まれた2時間27分

今作「ロボット2.0」は2時間27分もあります。
前作は2時間57分なので、30分は短くなっていますが、結構長いです。

そんな2時間半の上映時間の中ににこれでもかといろんな要素を盛り込んで、視聴者を楽しませてくれます。
コメディ要素はたっぷりと、迫力のあるアクション、恋愛、謎解き?、それにちょっぴりのスプラッターやホラー要素。

いろんなシーンがどんどこ入り、また先の読みにくい展開なので、飽きずに最後まで見続けられます。

長いので、トイレには先に行っておいたほうが良いです。

踊り要素は少なめです。

チッティのど迫力アクション

伝説のロボット「チッティ」が復活し、今作でも怒涛のアクションを繰り広げていきます。

でも、どこか間の抜けた動きがとてもキュートなチッティです。
スマートに動くヴィランと対照的な印象を受けるのも、また面白いです。

怪鳥との戦いは面白さ2.0。

2.0へアップデートした暴走モードチッティの180°変化した姿もまた見所です。
非常にユニークで、ラジニカーントのユーモラスな演技を楽しめます。

新キャラクター・ニラー

エキゾチックな美しさをもった女優エイミー・ジャクソンが、ヒロインロボット役に抜擢されています。

博士との軽快なやりとりや、チッティに対する思いを演技で表現、良いですね。

超絶美貌なスタイルを冒頭から披露してくれますが、話が進むとほとんどロボットスーツ姿となるのは残念至極であります。

チッティ2.0が出てくるときのニラーはめちゃかわ。
この美貌から、あの演技はキュンキュンします。

エンディングのエイミー・ジャクソンは非常に美しく、踊りもまた良きなので、しっかりと見てほしい。

デザインが秀逸なヴィラン

スマホの集合体からなるヴィランですが、デザインがしっかり作り込まれていて非常にかっこいいです。
ハリウッドの映画に出てきても十分通用するデザインじゃないでしょうか。

特殊メイクやアニマトロニクスをレガシー・エフェクツ、アメリカの特殊効果スタジオが担当しているので、トップレベルのデザインと特殊メイクが見れます。

ヴィラン役のアクシャイ・クマールの演技も見所だと思います。
全ての鳥を愛する鳥おじさんからのスマホおじさんへの変化。

最後がちょっと可哀想。

わけわからなさが加速するクライマックス

今回もたくさんのチッティ

チッティが2.0へアップデートしてからが本番と言いたいのか、迫力のバトルや爆発が繰り広げられます。

巨大ロボットバトルもあるよ!

弱みにつけこむチッティがゲスすぎてワロタ。

謎のエンディング

インド映画といえば踊りですが、今作はエンディングで見ることができます。

ただ

なエンディングです。

謎の音楽に合わせてニラーとチッティとその他大勢が踊ります。

クラブミュージックのデジタルを感じさせるような音と、インド音楽の軽快さが融合したような音楽が流れながら、踊りまくります。

レディーガガを彷彿とさせるような雰囲気がありました。

エンディングに踊りの全てを凝縮させたのか、ストーリー中は歌と踊りはありません。
歌は劇中流れますが、これまた面白い。

感想

予告やポスターにはおじさんロボやスマホロボなんて書いてたからどんなロボットバトルかと思いきや、

しっかりとした背景からの、鳥おじさんの悲しい物語に、ちょっと感動

実際に本当のことなのかはわかりませんが、スマホの電磁波が与える影響を考えるとあってもおかしくないかなと思えるストーリーです。

そんな背景から生まれるヴィランは、鳥をモチーフとしたスマホの集合体や人型になったりしますが、このデザインがまた格好良い。
インドの街を襲う怪鳥は見ものです。迫力ある。

アクションがなぜかわからないけど、面白いです。
迫力のあるアクションをしたかと思ったら、ちょっとよくわからない面白いアクションをしたりと、笑いの幅が広く感じます。
ところどころ笑いを挿入しないといけないのかな?

インド映画はコメディ要素が強いという印象を持って、映画を見ることが多いです。
しかし前述したストーリーや「バジュランギおじさん」などから、インド映画もストーリーで魅せる映画が増えてきた印象があります。

インド映画は踊りだけじゃないですね。

今回のヴィラン、スマホを羽のようにしているならそれを飛ばして戦えば、なお良かった気がします。
凝ったヴィランが登場するインド映画、もっと増えてほしいですねぇ。

ハリウッド化が進んでいるけど、インド特有の雰囲気は消えていないとおもうので、もっともっと進化してほしいと思う作品でした。

いつも思うけど、スーパースターラジニカーントと毎回トップでこれでもかと、魅せてくるのはなんでだろう?

最後に

ロボット2.0、はちゃめちゃすぎておもしろいので、上映している映画館が近くにあれば、見ていただきたいです。

特にエイミー・ジャクソンとアクシャイ・クマールは、今作では非常に良い演技をしていると思います。
是非どうぞ。

ではまた次回〜。

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