手の保護は重要です。
そう、お風呂から上がったらスキンケアをするのと同じくらい、手の保護は重要です。
ただ、手の保護といってもいろんな道具があり、どれを使ったら良いか迷いますよね。
手を保護するトレーニンググッズのうち、パワーグリップとトレーニンググローブがあります。
それぞれメリットとデメリットがあり、使いやすさも違います。
今回は実際に使ってみた上で、個人的にどちらが使いやすいかを比較しながら書いていきたいと思います。
ご自身が使いやすそうだと思う方を購入して、使用してみてください。
比較対象
パワーグリップとトレーニンググローブの比較を行います。
パワーグリップは、Gorilla SquadのGORILLA GRIPS PROです。
![](https://syumi-toku.com/wp-content/uploads/2019/07/D0C3D5AF-FD32-4004-9BD3-828C254310B0-1024x768.jpeg)
パワーグリップのレビューはこちら
優れたホールド力と手の負荷軽減!GORILLA SQUAD ゴリラグリップスPRO【レビュー】
トレーニンググローブは、Greateverのトレーニンググローブです。
![](https://syumi-toku.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-08_19-34-13_592-1024x768.jpeg)
トレーニンググローブのレビューはこちら
安物を使ってわかる手の保護の大切さ。Greatever トレーニンググローブ【レビュー】
この二つで、比較していきます。
これらの道具は懸垂マシンを使用し、比較を行っています。
他の種目は行なっていないので、他の種目を行なった場合の結果は、この限りではありません。
タコのできやすさ
手にタコができる。
女性の方にとっては、肌荒れと同じくらい恐怖な出来事じゃあないかなと思います。
ベンチプレスや懸垂を行なっていると、手にタコができますよね。
それも使用する道具によってできやすさが変わってきます。
懸垂の場合、下の画像のあたりにタコができやすいです。
![](https://syumi-toku.com/wp-content/uploads/2019/07/image-52-1024x939.png)
パワーグリップはベロの部分が手とバーの間に入り、緩衝材の役割も果たします。
ベロ部分は表裏共に滑り止め加工されているので、しっかりと固定され、ずれることがありません。
そのため、タコができる可能性は低くなります。
トレーニンググローブはいくら手にぴったりフィットしても、トレーニングしていると若干ですが動きます。
滑り止めは表面にのみ施工され、手の平面には施されていないので、ズレが発生する可能性があります。
そのため、トレーニンググローブを使用しても、タコができるのではないかと考えています。
実際タコできてるし。
着脱のしやすさ
着脱のしやすさでは、パワーグリップの方が優れると思います。
着脱はリストを巻くだけ、外すだけで終わります。
めちゃ簡単。
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トレーニンググローブは、着用するのは簡単です。
逆に、外すのが面倒であると感じました。
![](https://syumi-toku.com/wp-content/uploads/2019/05/2019-05-08_19-34-45_275-e1559076669697-768x1024.jpeg)
フィンにより取り外しがスムーズになると謳っていますが、フィンが薄いので、やぶれないか、外れないか心配でスムーズに取り外せません。
また、トレーニング後は汗を吸収してべとついており、父親のパンツを洗濯するときの娘さんみたいな持ち方になってしまうため、取り外しすときはフィンがあっても引っかかりがあったりして、取り外しにくいです。
トレーニングのしやすさ
こちらは甲乙つけ難いです。
使ってて楽しいのは、パワーグリップですね。
前述したように、パワーグリップはベロ部分がしっかりと固定されるため、トレーニングがしやすくなります。
また、ベロが固定されると手首も連動し固定されるため、体全体を使ってトレーニングができていると感じます。
懸垂時、バーにベロをひっかけるのが、慣れていないとちょっと時間がかかるのが難点かなと思います。
トレーニンググローブは装着したら、すぐにトレーニングに移れます。
手の平部分につかみやすいよう加工が施されているので、バーがつかみやすく、またしっかりと掴むことができます。
手入れ
こちらに関しては、トレーニンググローブに分があるかなと思います。
トレーニンググローブは、丸洗い可能なものが多く、そのまま洗濯機にGO!ができます。
それに対して、パワーグリップは丸洗いは可能ですが、ベロやクッションの寿命を早めてしまいます。
トレーニング後にクッション部分の汗を拭き取り、アルコール消毒を行うという細やかな気配りが必要です。
最後に
個人的にはパワーグリップがオススメです。
着脱しやすく、トレーニングもしやすく感じます。
お手入れはちょっと面倒ですが、トレーニングの良いお供になると思います。
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