美しい情景と元から狂っている世界に引き込まれていく【映画】天気の子【見所と感想】

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2019年

今年最大の話題作と言っても良い新海誠監督作品の天気の子、見に行きましたか?

私は先日やっと見に行きました。
話題作は公開後すぐに行く私ですが、敬遠していました。

なぜかというと

7月は話題作が目白押し&人が多い

という理由で見るのを遅らせていました。
実際に見て思うことは、

夏に見た方が良い作品だなぁ。

ということです。
夏の東京を舞台にしたアニメなので、作品の世界観とマッチして作品に入り込みやすくなります。

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「天気の子」をかいつまんで紹介

「天気の子」とは、日本のアニメーション映画作品です。
新海誠監督による7作目の劇場アニメーション作品になります。

公開から34日で興行収入100億円を突破するなど、話題になっている作品です。

2019年7月19日より全国公開されています。

見所

美しい景色

新海誠監督作品で一番に推される、推せるのは劇中の情景、景色です。

今作は東京を舞台にした話ですが、天気の変化と東京のコンクリートジャングルが美しく描かれているのは、息を呑むでしょう。

鬱屈した雨が続く情景から陽菜ちゃんの祈りで晴れに変わる姿は、朝日を浴びながら気持ちよく目覚めた朝のように、こちらの気分も晴れやかになるほどです。
対比表現が上手いなぁと見ていて思います。

自然の水滴、草木、光の描写、どれもとても美しいので、じっくりと見ていただきたいですね。

キャラクターと声優陣

今作も「君の名は」同様に、メインキャラクター陣に俳優・女優さんが起用されています。
声の質や演技は非常に作品にマッチしていたと感じました。

脇役声優陣の引き立てもあり、作品をさらに良い形へと導いてる感があるので、彼・彼女たちの演技をきちんと聞いてほしいですね。

くっそ下手くそだなこいつと思ったのは、研究所の人だけでした。

ちなみに一番かわいいキャラクターは夏美ちゃんです。
彼女の一挙手一投足は見逃すな!

本田翼ちゃんが担当してる思えば、もう何しても可愛いとしか思えない。
元から可愛く描かれてるのに本田翼ちゃんが演技することによって、天使になったと思います。

新海作品のキャラクターたち

一番わかりやすいのは「君の名は」のキャラクター達が劇中に登場します。

瀧くんや三葉ちゃんや四葉ちゃん、てっしーさやかカップルと前作の主要キャラクターが軒並み出てきますが、東京を夢見て全員出てきたのでしょうか。
糸守町の貴重な若者が・・・。

他の新海監督作品のキャラクターも出てる?
あまり見たことがない(怖くて見れない)のでわかりませんでした・・・。

登場の仕方は物語に深くは関わってこないけれど、自然に主人公たちの力になる起用の仕方をしているので、良い使い方をするなぁと関心します。

音楽

今作もRADWINPSさんが劇中歌などを担当しているのですが、前作ほど全面に出てきた印象はありませんでした。

今作は控えめに挿入されているので、作品に集中できたと感じます。

また、今作は前作以上に音楽の使い方が良くなっているように思いました。
音楽でストーリーに引き込んだり、盛り上げたり、かといって主張しすぎず邪魔をしない。
そんな音楽。

個人的にはグランドエスケープの使いどころがよかったと感じます。
CMとは異なる使い方をしています。
個人的には映画のほうが良い。

感想

個人的には非常に良かったと思います。

何より景色、描かれている水の一滴すら美しいと感じるほど。

ストーリーは、最初からファンタジーとして割り切って見ていました。
なのでどんな展開があっても受け入れられるし、前作君の名はほど無理な展開じゃないと思いました。
ファンタジーだからね!

今作の主人公は帆高くんですが、彼が何をしようとも

まぁ16歳の高校生だからね。
有り余る衝動は仕方ないよね、という目線で見れてしまう不思議

物語は規模が大きくなってきても、最終的には二人の話で完結するのは良い。
世界は二人の話を彩るためのなにかでしかない。
そんなふうに受け取りました。

ただ、予告を見ていて予想していたのとは全く違っていました。
そういう意味でも、面白かったなと思える要因の一つかもしれません。

夏美ちゃんが可愛すぎません?

劇中ずっと夏美ちゃん可愛いなぁと思っていましたよ。
作品内で一番かわいい女性じゃないですか????

言動、行動、中の人、全てが可愛く、

永久就職のお世話してあげたい。

就職先が見つからなかったらうちにおいで。

泣くほど感動するという作品ではない印象
グランドエスケープが流れるシーンはジーンときたけども

圭介さんの言葉ですが、

「世界は元から狂っている」

良い言葉だなぁ~~~~。

ところで、瀧君と三葉のおばあちゃん中の人同じだけど、実は同一人物????
分身の術でも使った?

大ヒット御礼フィルム

2回目を9月14日に見にいくと、フィルム配布をしていました。

凪センパイが家に帰ってきたときの帆高の回想シーンですね。
一瞬の回想シーン、劇中は景色のシーンが多い中で人物を当たったのは、あたりの方でしょう。

ツイートにも書きましたが、

凪センパイの彼女カナと元カノアヤネはそれぞれ、佐倉香菜と花澤綾音という名前です。
アヤネちゃんが名前を書くシーンをよく見たら、花澤綾音という名前で笑えました。

なおかつそれぞれ本人が声を当てているということもまた、面白い。

最後に

個人的には「君の名は」より「天気の子」のほうが見やすく、ストーリーもわかりやすいので面白いと思います。

君の名はを見ていなくても、天気の子は楽しめますし、見ていれば天気の子はさらに楽しめるので、見ておくことをオススメします。

ではまた次回〜。

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